こんにちは!ヨガキズナです。
この記事では、ヨガの資格を取る際にどの資格を取ったらいいのか?について考えていきます。
ヨガの資格を取ろう!!と思って調べてみると、その数の多さに驚くとともに、うんざりくるかもしれません。
マタニティヨガにキッズヨガ、骨盤調整ヨガなどすべての資格を取ろうと思うと、とんでもない費用と時間がかかります。
じゃあ、本当に必要なヨガの資格ってどれなの?ということで、ヨガ指導歴20年の私の経験をもとにどの資格が自分に合っているのかを書いていきます。
是非参考にしてください。
ヨガ資格は本当に必要?取得のメリットと目的別の考え方
ヨガインストラクターに資格は必須?と問われると結論から言えば、必要ではありません。
日本ではヨガの資格は民間資格なので、ヨガの資格を持っていなくても人にヨガを教えることができます。
資格が必要かもっと詳しく知りたい人はこちらの記事を見てね↓

でも私ヨガキズナは、資格を持っていたほうが圧倒的に生徒さんからの信頼度があがること、ヨガインストラクターとして優位に働くことができると私自身の経験をもとに感じています。
そして、多くのヨガ資格の中で取っておいた方がいいのはRYT200だと思っています。
RYT200の詳しい説明はこちらから↓

では、RTY200以外の資格は必要ないのか?と感じるかもしれませんが、そうではありません。
自分の中でヨガの資格を取ってどのように向き合っていきたいかを考える必要があります。
例えば、ヨガの中でも妊婦さんを対象として教える「マタニティヨガ」子供たちに教える「キッズヨガ」などいろいろあります。
自分は産婦人科で働いているから妊婦さんだけを対象としたヨガを教えたいという人は「マタニティヨガ」だけの資格で良いと考えます。
保育士で子供たちだけに教えるのであれば「キッズヨガ」だけとか。
要は、自分が誰にヨガを伝えたいかを見つけることが重要です。
そのほうが時間も費用も圧倒的に少なくて済みます。
ヨガを教える対象を広げるならば、その分時間と費用もかかります。
ヨガ資格の種類と役割
様々なヨガ資格の種類がありますが、その資格の種類と役割を簡単に説明していきます。
【マタニティヨガ資格】
マタニティヨガは、妊娠中の女性の心身の健康をサポートするためのヨガです。
妊娠中の体に負担をかけず、呼吸法やリラックスを中心に行うのが特徴です。

マタニティヨガ資格は、妊娠中の女性に対して安全かつ効果的にヨガを指導するための専門知識と技術を証明する資格です。
妊娠中でも安心して行えるヨガを正しく指導できるようにしたり、ヨガを通じて妊娠中の不安や体の不調を和らげ、出産準備を整える役割などもあります。
スタジオや助産院などで妊婦向けヨガを教えるために、マタニティヨガ資格だけを取っている方も多くいます。
【キッズヨガ資格】
キッズヨガとは、子ども向けにアレンジされたヨガのことです。
ポーズ(アーサナ)、呼吸法、リラクゼーションなどを遊び感覚で取り入れ、楽しみながら心身のバランスを整えることを目的としています。
集中力や柔軟性、自己肯定感を育む効果があり、学校や家庭でも気軽に実践できます。

キッズヨガ資格の役割は、子どもの年齢や発達段階に合わせて安全にヨガを指導し、心と体の成長・集中力・自己表現力を育むサポートを行うことです。
保育園や学校、スタジオなどで専門的に指導できる力を証明する資格でもあります。
【親子ヨガ資格】
親子ヨガとは、親と子が一緒に行うヨガのことです。
ペアでポーズをとったり、呼吸を合わせたりすることで、身体の柔軟性やバランス感覚を養いながら、親子の絆を深めることを目的としています。
遊び感覚で楽しめるため、コミュニケーションやリラックスにも効果的です。

親子ヨガ資格の役割は、親と子が一緒に楽しみながらヨガを行うことで、親子の絆を深め、心身の健康やコミュニケーション力を育む指導ができるようになることです。
家庭や教室で安全に実践できる知識と技術を身につけた指導者を育成する資格です。
【ベビーヨガ資格】
ベビーヨガとは、赤ちゃんと保護者が一緒に行うヨガのことです。
赤ちゃんの身体を優しく動かしたり、スキンシップを通してリズミカルにポーズを取ったりすることで、発達を促しながら親子の絆を深めます。
保護者にとっても産後のリラックスや体調回復に役立ちます。

ベビーヨガ資格の役割は、赤ちゃんと保護者が一緒にヨガを行うことで、親子のスキンシップを深め、赤ちゃんの発達を促し、産後の母体ケアをサポートできるように指導することです。
安全で楽しい親子時間を提供できるインストラクターを育成する資格です。
【シニアヨガ資格】
シニアヨガとは、高齢者の方でも無理なくできるように工夫されたヨガです。
椅子を使ったり、ゆっくりとした動きで行うことで、筋力・柔軟性・バランス感覚を維持しながら、心身の健康をサポートします。
転倒予防やリラックス効果も期待できます。

シニアヨガ資格の役割は、高齢者の体力や健康状態に合わせて、安全にヨガを指導し、心身の健康維持・転倒予防・リラクゼーションをサポートすることです。
無理のない動きで生活の質を高める指導ができるインストラクターを育成する資格です。
【陰ヨガ資格】
陰ヨガとは、ひとつのポーズを数分間キープして行う、ゆっくりとしたスタイルのヨガです。
筋肉をリラックスさせ、関節や筋膜など体の深部に働きかけることで、柔軟性の向上や心の安定を促します。
ストレス解消やリラクゼーションに効果的です。
他の運動を始める前の導入としてもおススメです。

陰ヨガ資格の役割は、ゆったりとしたポーズで体の深部(筋膜・関節・内臓など)に働きかけ、心身のバランス回復やリラックス効果を安全に指導できるようにすることです。
ストレスケアや静的ヨガの専門指導者を育成する資格です。
【メディカルヨガ資格】
メディカルヨガとは、医療やリハビリの観点から開発された、治療・予防を目的としたヨガです。
医師や理学療法士の監修のもと、安全に行えるよう配慮されており、慢性痛・ストレス・生活習慣病などの改善に役立ちます。身体だけでなく、心の健康回復にも効果的です。
メディカルヨガ資格の役割は、慢性痛・ストレス・自律神経の不調などにアプローチしするアーサナへの理解を深め、医師や理学療法士と連携し、安全で効果的なヨガを提供することです。
【椅子ヨガ資格】
椅子ヨガとは、椅子に座ったまま行うヨガのことです。
立ったり床に座ったりする動作が難しい人でも無理なくでき、姿勢改善・血行促進・肩こりや腰痛の緩和に効果があります。
職場や高齢者施設など、場所を選ばず実践できるのが魅力です。

椅子ヨガ資格の役割は、椅子に座ったまま行うヨガを通して、体力に自信のない人や高齢者でも安全に心身を整え、柔軟性・姿勢改善・リラックス効果を得られるようにすることです。
誰でも無理なく続けられるヨガを指導できるようになることが目的です。
【顔ヨガ資格】
顔ヨガとは、顔の筋肉(表情筋)を鍛えたりほぐしたりするエクササイズのことです。
顔のたるみ・しわ・むくみの予防や改善に効果があり、自然な笑顔や若々しい表情を引き出します。
道具を使わず、短時間で手軽に行えるのも特徴です。

顔ヨガ資格の役割は、表情筋を鍛えるヨガを通じて、顔のリフトアップ・表情改善・若々しさの維持を安全かつ効果的に指導できるようになることです。
美容や健康の分野で活躍できる指導者を育成する資格です。
【リストラティブヨガ資格】
リストラティブヨガとは、「回復のためのヨガ」とも呼ばれ、クッションやブランケットなどの補助具を使いながら、リラックスした姿勢を長く保つヨガです。
身体の緊張をゆるめ、神経を落ち着かせ、疲労回復やストレス軽減、睡眠の質の向上に効果があります。
心と身体をリセットしたい方にピッタリのヨガです。

リストラティブヨガ資格の役割は、参加者が深くリラックスできる環境を整え、プロップス(ボルスター、ブランケット、ブロックなど)を的確に使い、呼吸・姿勢・マインドのバランスをサポートする指導ができることです。
【ホットヨガ資格】
ホットヨガとは、室温約35〜40℃、湿度60%前後の温かい環境で行うヨガです。
発汗を促し、代謝アップやデトックス効果を高めながら、筋肉を柔らかくしてケガの予防にもつながります。
ダイエットや冷え性改善、リラックス効果も期待できます。

ホットヨガ資格の役割は、温かい環境で行うヨガを通じて、発汗促進・代謝向上・デトックス効果を安全に指導できるようにすることです。
温度や体調管理を理解し、無理のない指導を行うインストラクターを育成する資格です。
代表的というか、知名度が高いヨガの資格を数個挙げてみました。
上記に挙げたもののほかにも、様々なヨガの資格があります。

自分が取りたい!と思えるヨガ資格に出会えるといいですね!!
ヨガキズナの取得した資格
私、ヨガキズナは現在RYT200のヨガの資格を取得しています。
でも、初めから資格を取ってヨガ講師活動をしていたわけではなく、自分で起業しよう!と思って資格を取りました。
なので、現在ヨガ指導歴20年ほどになりますが、資格を取ったのは5年ほど前です。
それまでは、スタジオ勤務時はスタジオ内の研修を受けてレッスンデビューしてました。
その他にも、様々な流派のヨガのワークショップに参加したり、本などを読み漁り独学。
最近ではSNSでいろんなヨガの動画が見れるようになっているので、ありがたくそれを見て勉強させてもらっています。
私が取ったRYT200では単位制で骨盤ヨガ、リラックスヨガ、陰ヨガなどさまざまな種類のヨガを勉強できました。
スクールによっては、一つのヨガの流派だけを200時間深く学ぶところもあります。
どのスクールのRYT養成講座がオススメなのかは、また違うページで書いていきます。
ヨガ資格の種類のまとめ
たくさんのヨガの資格がありますが、すべてをとろうと思うと多くの時間と費用が掛かってきます。
自分がどんなヨガの資格をとりたいのかをよく考えて取ることをお勧めします。